
耐震偽装問題が発覚したマンション、グランドステージ。
すぐ後ろには別のマンションがあるだけでなく、目の前には鉄道の線路があるという、住宅密集地帯です。このような難しい現場に、ナベカヰが選ばれました。

マンション全体の敷地面積が狭いため、大型重機の組立てに必要なスペースの確保が難しい状態でした。そのため、ナベカヰが得意とする、大型重機による地上部からの解体が難しいため、天井に小型重機を載せる揚重工法が検討されました。
しかしながら、耐震偽装があったマンションということでフロアの強度に不安があり、また揚重工法はどうしても工期が長くなってしまうことから、安全面でもコスト面でも安易に揚重ですべて解体するのは問題があると判断されました。

そのため、線路側に張り出している部分を先行して解体、これまで排出された解体ガラ材などを素早く撤去して大型重機を展開するスペースをつくり、当初の予定よりも早い段階でフロアに載せていた小型重機を撤去することとしました。
大型重機の導入により、解体効率のアップと安全性の確保を両立することができました。
また、詰所に時刻表を掲示しておき、電車の通過時には合図者が無線にて現場に連絡、その間は重機作業をストップするなどして、周辺への影響も最小限に抑えることができました。